トップページ 念珠
- 念珠は「数珠」「珠数」とも書き、お葬式や法事は基より、毎日お仏壇の前で手を合わせるときに持つ仏具です。 お経や念仏を唱える際に、その回数を数えるために使われることから「念珠」と言われています。
- 基本的に珠の数は108個であり、これは人間の欲望と執着を表す「煩悩」の数です。
- この煩悩から解放されるために念仏を唱えます。念珠の中をとおっている糸には、仏様と私たちの心が通じ合っている 様子を意味しており、念珠の輪には和たちたちの心が円く素直になることを表しています。
- 念珠には宗派ごとに決まった意味や形を持つ「本式念珠」と、宗派を問わずお使いいただける「略式念珠」があります。
- また、女性用に限りますが、「八宗兼用本式念珠もあります。」
- 宗派にもよりますが、日蓮宗など宗派用方式念珠を持つことを推奨している場合もありますので、ご自身の宗派をお確かめの上、ご来店ください。
- 近年、粗悪な外国製品が多く出回っていると聞きます。完成品を一見しただけでは日本製品との判別は難しいと思われますが、 外国製品の多くは珠の穴がカケカケだったり、面取りがされていなかったりと、糸が切れやすいです。
- ほとんどの場合、海外旅行の際に現地で、そこそこ高価な値段で買われているようですが、日本でも多く販売されているようです。
- 当店では、京都の熟練の職人が材料を厳しく吟味し、ひとつひとつ丹精込めて仕上げられた、確かな品質の「京念珠」を豊富に取り揃えております。
- 一生持っていただける逸品を運んで選んでいただければ幸いです。
- 念珠は飾っておくものではなく使用するものである以上、劣化し、切れたり房が壊れたりしますが、念珠が切れる事は不吉な事ではありません。よく使用しているという証です。
- しかし海外製の粗悪品や念珠の持ち方そのものが悪い場合は早く切れます。
- 当店では、念珠の修理を店内にて行っておりますので、切れてしまった場合、もしくは切れそうな場合、房を交換したい場合などお気軽にご相談ください。