- お位牌は故人そのものです。白木の位牌は野辺送りのための野位牌で、仮位牌とも言われ、葬儀から四十九日までの間祭壇にお祀りします。
- そして、一般的に四十九日を境として漆塗りや唐木などの本位牌に変え、お仏壇に納めてご供養します。
- そのため四十九日の法要までに、戒名を入れた状態の本位牌を用意しておく必要がありますので注意が必要ですが、 特殊なお位牌でなければ、通常1週間〜10日ほどでお渡ししておりますので、以下の「お位牌を購入する時に気を付けたいこと」を お読みの上、お越し下さい。
- また、よくご質問をお受けしますが、宗派によるお位牌のちがいはありません。
・会津位牌・京位牌など、高品質な国産位牌をはじめ低価格な海外製位牌を取り揃え、ご予算に応じたお位牌をご提案させて頂いております。 | ・お位牌への戒名彫りは店内にて行っており、迅速、丁寧、低価格にてご奉仕させて頂いております。 | ||
※戒名や俗名に、常用漢字ではない特殊な文字がある場合、通常よりもお日にちを頂く場合がありますので、ご注意ください。 |
■ お位牌を購入する時に気をつけたいこと ■
- □ お位牌の寸法について
- ご先祖様のお位牌がある場合、新しく作るお位牌はご先祖様のお位牌よりも大きくならないようにするのが 一般的です。総丈を気にされる方もみえますが、基準となるのは、板の高さになりますので採寸をして下さい。
- □ お位牌の種類について
- お位牌の形は数十種類あり、また同じ形でも仕上げ方の違う物など様々です。 ご先祖様のお位牌の形と揃えられると、お仏壇の中でもまとまりができますので、同じ形の物で作られる方も多くいらっしゃいます。
- □ 戒名彫りについて
- お位牌を作成させて頂くにあたり「戒名」「死亡年月日」「俗名(この世で生きていた時の名前)」 「行年・享年(数え年、おいくつで亡くなられたか)」を刻みますので、文字にお間違えの無いよう控えて来ていただくようお願いいたします。 また、浄土宗や真言宗では戒名の上に梵字をお入れする場合もありますので、御寺院様にお尋ねください。
- □ 夫婦位牌について
- ご夫婦の場合、一つのお位牌にお二人の戒名を並べてお入れすることも多くあります。 一般的に、表側の向かって右側に男性、向かって左側に女性を入れます。 裏面に関しては、表側と同じように男性を向かって右側に、女性を向かって左側にお入れする場合と、 男性を向かって左側に、女性を向かって右側にお入れする場合があります。これは表側の「右側の真裏」は裏では左側にあたる ということからです。ご先祖様のお位牌が夫婦位牌である場合、同じように作成させて頂くことが多いため、確認していただくと良いです。
- □ 回出位牌について
- 回出位牌(くりだしいはい「繰出位牌」と書くこともある)は、どんどんご先祖様のお位牌が増えていき 仏壇内に収まりきらない状態になった時などに一つのお位牌にまとめるための物です。 7、8枚の板が入っていることが多く、その板に戒名等を記入します。 浄土真宗では、位牌を造ることはしませんが、尾張地方では、この「回出位牌」を多く使用してきました。 本来、浄土真宗では、この「回出位牌」も使用せず「法名軸」を使用しますが、昔から使用されてきた仏具であるため、 お手つぎのご寺院様にお尋ねしていただくことをおすすめしております。